セルジオ・レオーネの前作『続・荒野の用心棒』はエンタメ性重視、今作はドラマ性重視
ホモソーシャルな場である西部劇に、芯の通った強い女性が一人いることで新たな魅力が出ている
三つ巴の中心に彼女が居続…
徹底的にカッコいい画とカメラワーク。アリゾナの雄大な景色。モリコーネの音楽。セリフを極力排した展開。悠々と流れる時間。全ての要素がため息をつくほど「あぁ、今映画を見てる」と心から実感させてくれる。贅…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
西部劇は久しぶり。名作とは聞いていたが、長くて根気がいりそうなのでコンディションの良い週末に満を持して視聴。途中ちょっと眠くなりそうになったが、全体的にとても良かった。
これがかの有名な、と構えて見…
冒頭の緊張感で一気に持って行かれた。
映画としか言えない空気がずっと続く。ものすごくゆったりしてるのにこの空気はなんなんだろう。モリコーネの途方もなく美しいスコアにのって映し出される荒野、街、そこに…
レオーネ&モリコーネ。学校の同級生の黄金コンビ。ブロンソンのドアップ、ヘンリー.フォンダの青い瞳。因みにフォンダは初の悪役を演じるにおいて瞳を茶色にしたらどうかとレオーネ監督に提案、しかしレオーネ監…
>>続きを読む©1968 BY PARAMOUNT PICTURES CORPORATION. ALL RIGHTS RESERVED.