うどん

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェストのうどんのレビュー・感想・評価

4.5
フォロワー様のレビューから気になり鑑賞!

ふう…いやあ、かっこ良い…

恥ずかしながら、初めてのセルジオ・レオーネ監督作品。評価が高いので、期待と緊張で観始めたところ、冒頭からグイグイ引き込まれた。観てるこちらにも蒸し暑さが伝わってきて、男3人組の顔アップ、汽車の到着、チャールズ・ブロンソン登場!という流れに釘付け。ブロンソンがとにかく渋かっこいい。その後の、ある一家の様子からのヘンリー・フォンダ登場!もまた、かっこ良くて、すでにお腹いっぱい。
最初から最後まで見応えあるシーンばかりだが、何といっても、ブロンソン演じるハーモニカ吹く男の正体が明らかになるシーン、あの場面には胸が熱くなった。エンニオ・モリコーネ作曲の壮大な音楽と、見事なカメラワークが相まって、ハーモニカの音色に込められた悲しみ・怒りなどにハッとした。そして、なんやかんやシャイアンが良い人でほっこり・しょんみりしたな。

一つ一つのシーンについて誰かと語りたくなるくらい、俳優さんの演技、世界観、カメラワークの素晴らしさにうっとりして、165分という長尺があまり気にならなかったし、台詞云々よりも、画と音楽にシビれまくりの165分でした。
うどん

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