このレビューはネタバレを含みます
Short Shorts Film festival & Asia 2020 にて。
なんだかものすごくお金がかかってそうなCGアニメ。スタッフの人数も半端ない。
音楽や全体の完成度は高いと思う。猛烈に怖ろしいし美しくできている。ただ、ストーリーに腑に落ちないところがある。
おそろしいクリーチャーが現れたきっかけ、観覧車の重要な部品が少年の手に戻って来た理由、あれほど執拗に少年を襲おうとしていたクリーチャーが急におとなしくなって観覧車を見つめる理由・・・。亡き父親との思い出を観覧車が輝かせることによって少年が救われるまでの流れが、消化不良。好きに解釈してくれということなのか。
キャラクター造形で、少年の目がやたら大きい(その割には表情が乏しい)のも気になった。