ロボットから見た『人間』の定義は
なんなのだろう?
この作品に出てくる人間は、
どの時点で有機的な“からだ“を失って、
取り替え可能な“からだ“となったのか。
そして
その状態でも『人間』と定義するのなら、
あのロボットは
アシモフの三原則にではなく、
どんな行動原理で動いている?
拳銃で自死をしたお爺さんと、
地球に降りたお爺さんは、
連続したものでないように思うが、
何を表している?
ラストでロボットが拳銃の弾を込め、
状況をリセットして、
こちら(お爺さん)に語りかけてくる。
永遠に繰り返してるのか…。
あのロボットが、
私たち人間なのではないか?