父親の葬式の日、そこで出される料理によって思い出される家族の思い出。
再婚によって家族になる過程から微妙な関係性になりそれが葬式の当日に繋がっていき、真実を知るまでの物語。家族であっても知らないことばかり。
最初の味噌汁戦争から始まり、それぞれの関係性がちょっとずつ変化していく思い出に、家庭の味があり、観ている側もきっとそれぞれの家庭の味や母の料理を思い出させる。
コロナが続き、東京で暮らしてる自分としては、全然家に帰れていないので早くこの状況が落ち着いて実家に帰って母の料理を食べたいななんて思ってしまう。
久しぶりに観た窪塚洋介のお芝居も落ち着いていて最高でした。
2021.7.28.53本目