公開初日に観賞。
「家族ってなに？」
「家族でもわからないことがある」
台詞でも度々語られる家族というものの不確かさ、脆さ。
テーマ的に目新しさはないけれど、未だにこういう映画が作られ続けているっていうことは「家族」って永遠のテーマなのかも。
割と食事がメインの作品ではあるものの、美味しそうでしょ！っていう過剰な演出をしていなかったところが好感。
そもそも朴訥な父親の作る料理という設定だし。
永瀬さんの末期の病床のシーンは本当に演技に見えないほど真に迫っていて観ていて胸が痛くなった。
劇中色々な料理が出てくるけど、具沢山のお味噌汁が特に美味しそうだった。
