あらすじを書いてしまえば映画のネタバレになるというとんでもない映画。
まんまと騙されました。
ヨーロッパの歴史は深い。
最初はなんとなく老人の出会い系サイトで出会った二人の可愛い話かとおもいながら見ていったらところがどっこい。しかも映画はイングロリアス・バスターズ見てるし。なんやねん?これはヒントになるんだね。
素敵な推理小説を一気に読んだ気分。
2009年に舞台を設定したのもよかった。
だって、あの辺りの人って2009年が限度だと思うもの。
2020年だったら80歳半ばあたりで出会い系サイトもなにもないだろう。。。
すべての小さいディテールが最後の5分で解決。ペランペランの家も、なんとなくいつも不機嫌そうなお孫さんも。。あんたかいな。的な。あと髪を切ってあげるシーンも。。『マリッジストーリー』では夫婦の仲の良さ?的な親密関係でしたが、こっちはなんやねんDNA採取目的という。。あ、言っちゃった。
ベルリン行ってがらっと流れが変わり、共同名義口座でリリーが
「嘘一個ごとボタン押すわよ」
が面白かった。
帽子専門店などロンドンらしい。
最後の解説はエレガントではないけど、ヘレンエレンが端末持ち出したときからが本領発揮。
ステファンめっちゃ優秀。
ナチにユダヤ一家を売った少年兵と、ナチにより家族を失った少女
だったんですね。。
ああこわい。
でももう一回ベルリン行ってみようと思いました。
ゆっくりね。