リョウ

死刑台のエレベーターのリョウのネタバレレビュー・内容・結末

死刑台のエレベーター(1958年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

この序盤のクレジットから始まる電話のシーンが最高ですね!はなればなれの状況で互いの愛が試されるストーリーをこのシーンで一気に確立している。ショットもめちゃくちゃかっこいいし、まさにフランス映画という感じ。広義のヌーヴェル・ヴァーグ作品ではありますが、全体的に手に汗握るサスペンス的な商業映画の構造なので、話の内容は結構入って来やすいです。電話のシーンからそうですが、同一ショット内にずっと二人が映されないなか、最後の映写室でようやく二人が同一ショット内に映るのに、それは過去の写真の中だというのがグッと来ます。
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