ロンビュー

死刑台のエレベーターのロンビューのレビュー・感想・評価

死刑台のエレベーター(1958年製作の映画)
3.6
エレベーターに閉じ込められたことで起きる1つの事件と発覚するもう1つの事件の真相

周到に計画を立て起こした殺人。だが、まさかの不運に映画の落ちが読めない展開に一気に陥った。しかも、とあるカップルがジュリアンの車をパクって事件を起こし濡れ衣を着せる。正直不運すぎる。

この映画は事件の真相がバレるかどうかとヒヤヒヤするのもそうだが、何よりもヒロインが魅力的です。フランスの街を行方不明になったジュリアンを想いながら歩く姿が切なげで良かった。ジャンヌ・モローの凛とした美しさに目が惹かれました。

1958年この時代の映画には音楽が特に欠かせないように思います。ジュリアンの尋問中に鳴るシンバルを叩く音が焦りを生み出して良かったです。
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