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アルプススタンドのはしの方のkazu1961のレビュー・感想・評価

4.4
▪️JP Title :「アルプススタンドのはしの方」
Original : ※※※
▪️First Release Year : 2020
▪️JP Release Date : 2020/07/24
▪️Production Country : 日本
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record : 2020-792
🕰Running Time : 75分
▪️Director : 城定秀夫
▪️Writer : 奥村徹也
▪️MusicD : 山本タカアキ
▪️Cast : 小野莉奈、平井亜門、西本まりん、中村守里、黒木ひかり、目次立樹
▪️Review
“頑張れ!!矢野君!!”
何なんこの演出。凄いの一言。終盤戦は心が震えまくりました!!どハマりです!!
“しょうがない”なんて×、頑張ればなんとかなる、そんな青春時代の分かりやすいメッセージが心に刺さりまくりました!!
題名の「アルプススタンドのすみの方」このままの状況でほぼドラマは進んでいきます。城定監督の演出と役者陣のテンポある好演(想像を掻き立てられる視線のやりとり)で、野球の熱戦を全く観ていないのに、そのシーンが頭に浮かんでくる凄い75分間!!それぞれ悩みを抱えながら自分を見つめ直す高校生たちの姿をみずみずしく描き、後半戦は心から感動、そして涙が溢れました。

本作、第63回全国高等学校演劇大会で「文部科学大臣賞」を受賞し、全国の高校で上演され続けている兵庫県立東播磨高校演劇部の戯曲を映画化た作品で、その脚本は完璧の部類です。2019年に浅草九劇で上演された舞台版にも出演した小野莉奈、西本まりん、中村守里がふたたび共演して、息の合ったところを見せています。

物語は。。。
高校野球、夏の甲子園大会。夢破れた演劇部員の安田(小野莉奈)と田宮(西本まりん)、遅れてやってきた元野球部の藤野(平井亜門)、成績優秀な帰宅部女子の宮下(中村守里)が、アルプススタンドの隅で白熱する1回戦を見つめていました。どこかぎくしゃくしている仲の安田と田宮、テストで学年1位の座を吹奏楽部部長・久住(黒木ひかり)に奪われてしまった宮下、野球に未練があるのか不満そうな藤野。試合の行方が二転三転するに従って、彼らが抱えるさまざまな思いも熱を帯びていきます。。。

▪️Overview
第63回全国高等学校演劇大会で最優秀賞となる文部科学大臣賞を受賞し、全国の高校で上演され続けている兵庫県立東播磨高校演劇部の名作戯曲を映画化。夏の甲子園1回戦に出場している母校の応援のため、演劇部員の安田と田宮は野球のルールも知らずにスタンドにやって来た。そこに遅れて、元野球部員の藤野がやって来る。訳あって互いに妙に気を遣う安田と田宮。応援スタンドには帰宅部の宮下の姿もあった。成績優秀な宮下は吹奏楽部部長の久住に成績で学年1位の座を明け渡してしまったばかりだった。それぞれが思いを抱えながら、試合は1点を争う展開へと突入していく。2019年に浅草九劇で上演された舞台版にも出演した小野莉奈、⻄本まりん、中村守里のほか、平井亜門、黒木ひかり、目次立樹らが顔をそろえる。監督は数々の劇場映画やビデオ作品を手がける城定秀夫。(引用:映画. com)
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