キネ旬年間10位『アルプススタンドのはしの方』(20年)観了。17年の全国高校演劇大会最優秀賞戯曲の映画化。確かに教育系の品行方正感は強い。
登場人物は数名で試合のシーンは音声のみと、邦画には格好の素材。予算の制約がある邦画では本作みたいに台詞を研ぎ澄ましていく方向が吉。
実はスポーツﾓﾉぢゃないけど変形スポ根(｢しょうがないことは無い｣とか)で世界の潮流に乗り悪役は不在。
でもやっぱり舞台の甲子園っぽさが感ぢられず、甲子園での撮影が出来なかったのが最大の残念。
原作にはなかったらしい後日譚はﾎﾞｸは余分とは感ぢず有ってもOK。
主要キャストの4人はこれから露出増えるだろうから、TVとかで見たら｢アルプススタンド～に出てたヒト｣と独り言ちたい。
余談だけど"はし"に違和感あって｢"はじ"ぢゃないの？｣と思って調べたら"はし"が標準語とのこと…(恥)
