矢野、送りバント決めたってよ。
城定監督、ついにヒット(内容と興行的)を打ちましたね。
にわかファンですがおめでとうございます。
コロナで全高校生がいや全国民が「しょうがない」と言わざるを得ない2020年夏に観てるから、盛り上がってると言えばそれまでだが、運も実力のうち。
さすが視線の監督城定さん。
誰が誰を見ているかを見事にとらえている。
カメラの切り取り方と人物配置が良い
そして何より球場に風が吹いているのが、映画だった。
演劇の映画化なのでてっきり台詞のある人しかでないと思っていたけど、応援演奏のモブがしっかり演技していたのも映画だった。
映画はこの物語のように背後、フレームの外にも世界が広がっていないとダメ。
水の表現にも定評がある城定監督らしい汗のたらしかたもいい。
