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夏少女のnobiiitaのレビュー・感想・評価

夏少女(1996年製作の映画)
4.0
戦争がいかに人の身体を、人の心を蝕むか、そしてそれは意図せずとも後世に引き継がれる。

かなりファンタジー色は強いが、それがむしろ良い効果を生んでいると私はおもう。
戦争の残酷さ、惨さが、心理的描写に焦点を当て最後までファンタジーで描ききることでうまく脚本と映像に落とし込まれていて、個人的にはとても良い映画だとおもっている。

坂田氏のサックスの哀切に満ちた音が、いまも頭の中に響く。
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