グレミヨンのトーキー第2作でグレミヨン作品の中でも最もミステリアスな一本。 30年代作品だから20年代後半から続くシュルレアリスムの影響が色濃く表れてる、異様な仮面を被った舞踏会なんかキューブリック…
>>続きを読む冷めきった男と女というありきたりなドラマに、白人社会に紛れ込んでしまった黒人という「業」を加えて悲劇をさらに何重にも深刻化させていくジャン・グレミヨン。仮面をつけた白人、頭の鈍い労働者の剥き出しの欲…
>>続きを読むフラッシュタイプとミラクルタイプのおはなし。
『殺人者にスポットライト』では威勢のいいこと言っておきながらガッツリ寝ました。
もう映画館で寝るのはぼくの唯一の特技なのではないかとさえ思ってしまいま…
M78星雲光の国出身の宇宙人と地球人の混血であるつるの剛士がWOWWOW!しながら正義とは?本当の愛とは?を追求していくお話、では無かったが、序盤の引田天功を超えた奇術シーンの特撮具合が良かった。み…
>>続きを読む風邪をひいた時に見る悪夢のよう。
51分間という短い尺の中で、目眩のするような摩訶不思議な世界が繰り広げられる。仮面舞踏会は妖艶だけどトラウマ。船から突然消えたダイナ。ダイナが消えた理由はわかってる…
ザクザクとした鬼編集。船員と船客のクロスカッティング、海や機関室への予兆めいた俯瞰ショット、あらゆるシークエンスで散見される一方通行の視線が、不気味なイメージを挿入しつつ段階的に明確な意味を結んでい…
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