ユーリ

I Am Easy To Find(原題)のユーリのレビュー・感想・評価

I Am Easy To Find(原題)(2019年製作の映画)
4.5
26分の映像の中に、わたしの経験していること、まだ経験していないことが散りばめられていて、どこのどの部分が刺さったのかまだ分からないけど、とにかく素晴らしい映像だった。
成長過程がまざまざと映し出される中で、人の一生は一瞬なのかもしれない、だけどそれは嫌な部分も込みでとても美しいもので、その美しい人生を"今"わたしは生きているんだなぁとハッとさせられた。
個人的には冒頭の光を初めて見る瞬間や、足や手を見つける描写、甥っ子がいるので重ね合わせて見てしまって、こんなふうに見えていたのかなあと心が温かくなりました。

アリシア・ヴィキャンデルの演技はさながら、色の使い方や音楽においても全て美しくてこんなにも芸術的で琴線に触れる映像は初めて見た。マイク・ミルズすごい。
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