新田真剣佑がバンドマンを
演じているということで、
The Chainsmokersの"Closer"の
カバーを聴いていて歌声が素敵だったので
そこら辺に期待して鑑賞してみました。
設定自体も入れ替われる時間は
"30分"という短い時間で、
その中どうやって進んでいくのか、
"颯太"と"アキ"正反対の性格の2人が
アキのバンド仲間達や音楽と関わる事で
どう変わっていくのかを
ぜひ観てほしいです。
劇中で流れる"ECHOLL"の曲も
素敵な曲ばかりで、
サントラが欲しくなりました。
現実的に誰かと入れ替わっても
信じてはもらえないもどかしさや
伝えきれなかった想いを
未だ伝えられない苦しさ、
自分が居なくなった後の仲間達の
変わり様とか
現実で自分がその立場になったなら
どうするだろうと考えてしまいました。
それでもアキが度々言う
"俺にこじ開けられない扉はない"
という言葉通り
めげずにぶつかっていく事で
広がる世界もあるんだなと思えた作品です。
今作の重要なアイテムである
"カセットテープ"も
僕の時にはMDからSDへの移行が
始まっていたので、
この映画を観たことで知れたこと、
なぜ入れ替わる為にテープを
再生しなければいけないのかの理由にも
意外としっくりきました。
最後のアキの決断もそれを踏まえると
なんとなくわかる気がします。
新田真剣佑さん、北村匠海さん
両名とも素敵な歌を披露しているので、
ぜひご鑑賞ください。
