ぽんぽん

サヨナラまでの30分のぽんぽんのネタバレレビュー・内容・結末

サヨナラまでの30分(2020年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

ちょっと陰気臭いかな・・・
バーレスク見た後にこの作品を見たので、辛口になってしまった。比べちゃいけないですよね💦
日本映画でバンド物とか、音楽を題材にしてる作品は色々あると思うんだけど、なんか、華やかさがないんですよね。逆に、しっとりと、綺麗に描いている、ということなんだけど。これが日本映画の特徴なのかな。
北村君がアキに乗り移られた時の陽と、乗り移られてない時の陰を上手く演じてます。
ピアノで歌った時の曲すごい良かったです。孤独が良いって思っていた時から、アキと関わるようになって、少しづつ変化する過程が丁寧に描かれてました。元々の性格の良さもあったから変化したのでしょうね。
大切な人の死を乗り越えるということは、忘れることではない。というメッセージが込められています。が、、、この終わり方だと、アキのことを時々思い出しつつ、ソウタの個性を受け入れて、新しいバンド生活を続けるというイメージが浮かびませんでした💧 プロデューサーみたいな人がカセットは上書きされても完全には消えないんだよっていうセリフあるんだけど、このバンドメンバーの人はどれだけ理解できただろうか・・・。
街並みがよかったなあ。この映画の世界観を出すのに一役かってる気がしました。
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