劇場にて。
ほぼほぼ北村くんの演技への点数です。引っ込み思案な本当の僕と、マッケンと入れ替わった時の社交的な自分、目の輝きの使い分けがとってもすごかった。この子こんなに演技うまかったっけ、って驚いた。マッケンの可愛い笑顔と底抜けの明るさが逆に悲しさを引き立たせていて、北村くんとの対比に切なくなったりもした。
みんなが前に進む分、薄れていく記憶。進んでほしいけれど、覚えていたい記憶。それをテープが表現していると気づいた時のゾクゾク感、映画見て久々に高揚した。テープである必要性。上書きされながら、積み重なっていく思い出と記憶。今の音色は今までがあるから流れることのできる音色だと、こんなにあったかい話あるかよ、っと悲しいけれどめちゃくちゃあったかくなった。
