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4×4 殺人四駆のTSのレビュー・感想・評価

4×4 殺人四駆(2018年製作の映画)
3.3
【絶対に開かない車】73点
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監督:マリアノ・コーン
製作国:アルゼンチン/スペイン
ジャンル:スリラー
収録時間:92分
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言われているほど悪くないと思います。好き嫌いが分かれるかもしれませんが、ワンシチュエーションスリラーは好物なのでその影響もあるかもしれません。

アルゼンチンのとある路地。カーナビを盗もうとした男は強引に高級車をあけて犯行に及ぶのだが。。

なんとこの車が鉄壁の車でして、ロックされたら外に出れないという仕様なのです。しかも窓は防弾仕様であり、銃で撃っても跳ね返って自分の足に跳弾がとんでくるという鬼畜仕様。男もびっくりであり、徐々に衰弱していくのです。

ワンシチュエーションスリラーは数あれど、この狭さは『リミット』や『ブレーキ』に次ぐ狭さです。男はどうすればいいのか?というか何故持ち主はこんな仕様にしているのか?気になりその先をついついみてしまう作品です。

後半の展開は賛否両論ありますが、もし前半の展開で続けたのなら1時間以内に終わってしまったことでしょう。ただの悪戯映画と思いきや、後半でそこそこのテーマをぶつけてきています。どちらが被害者なのか。こういう映画の割には、考えさせられる映画でした。
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