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オリバー・ツイストのvivoのレビュー・感想・評価

オリバー・ツイスト(2005年製作の映画)
2.0
とにかく純粋で美しい者が幸せになる話。主演の少年がとにかく物憂げで美しいためか、”純粋賛歌”というよりは、”美しさ賛歌”になっている感はある。主人公の感情をあまりに透明に描いている上、純粋さを強調するような大げさな演出もまったくないので、正直、感情移入はできない。そのため、観ていて全てがどーでもよくなってしまう瞬間があったことは否めない。映像は細部までストイックに美しく、絵本のようなお話に見事に合っていた。さすがポランスキー。
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