Kawaguchi

映画ドラえもん のび太の新恐竜のKawaguchiのレビュー・感想・評価

2.9
主題はトイストーリーと同じです。
親の子離れの話です。トイストーリーでは、アンディの父親が出てこないのは、ウッディがアンディの父親代わりだったからです。

本作はのび太が親になります。
のび太が子供たちのために、考え苦悩し、自分自身も成長していきます。

余りにも親世代に向けられた川村元気節が少しついていけなくなるものの(子供たちのアニメーションになっていなかったですよね。そもそも、今の小学生はミスチルに馴染みないでしょう。だれ?って声が聞こえてきそう。)、40年前に劇場で観た世代が子供をつれて、本作をみているのかなと想像すると胸熱です。

8/8の映画館はほぼ満員で、本当にここから頑張って欲しいし、コロナ禍であっても、「コンフィデンスマン」「今日から俺は」など、ティーンムービーが大ヒットしている事は、昨今の少子高齢化によって、大部分の映画が中年〜高齢を想定していた中で、本当に重要だと思います。
Kawaguchi

Kawaguchi