のび太とキュー＆ミューの話はとっても良かった。
思いやる気持ちや、自分を信じることの大切さを分かりやすく描いていて、大人も子供も考えさせられると思う。
時代を変えることは出来ないと説得するドラえもんも大事だった。
「キュー(ミュー)」で感情を表現する声優陣の力が凄い。
どこか親心を感じさせるような、分かっているけど分かりたくない、そんな優しいのび太の声もとっても上手かった。
前世代でも今の世代でも、映画は(特に)のび太役の人が上手くないと始まらないんだと気付かされた。
大まかな脚本は良かったのですが、対して残念だったのはジル(木村拓哉)とナタリー(渡辺直美)の使い方。
「ゲスト声優呼ばなきゃいけないから作りました」というような取って付けたような役どころが残念すぎる。
序盤の恐竜博士もしかり、もうちょっとストーリーに取り入れても良かったのでは。
5人と2匹がインデペンデンス・デイ並に地球の危機に立ち向かってる中、最初から最後までただ見守ってるだけとか「何でこの役作ったの？」と疑問でしかない。
次回作品では期待します。
あと細かい描写で作画崩壊とも見れる部分があったのは気になりました。
恐竜達や隕石からのマグマ？の描写は迫力があって良かったです。島の自然の描写は綺麗でした。
ラストシーンも切なくて良いです。
