まるまる

グレート・ハック SNS史上最悪のスキャンダルのまるまるのレビュー・感想・評価

3.5
「企業が住民に対して大規模な分析を行い
 人の思想を動かすきっかけを見つけた。
 個人の行動や意志の自由に反するように感じる」
だそうです。
何言ってんだおい。

どうもやっぱリベラルな考え方って肌に合わないんだよなぁ。
結局のところあれでしょ?
ビッグデータから個人の嗜好を解析したデータを、
勝手に売買したって事が問題なんでしょ?
そのデータを利用することは問題なのか?
僕のネットも、僕の嗜好にあった広告をバシッと出してくれる。
それ問題なんでしょうか?
監視カメラと同じですよ。
僕がどこに行ったかってのは、監視カメラで解析できるでしょう。
で?それ問題?w
とくにヤバい事してでもないかぎり、全然問題じゃないんですけど、個人的にw
仮になにかちょっと後ろ暗い事してたとしても、
僕と無関係な人がそれを解析してたとしても、
プライバシー保護してくれる限り、特に問題ないっすw
要人とかになると話は別ですが、この映画を観る一般人の多くの人にとって、それって問題なんですかね?
中国のような監視社会。
反動分子や何らかの目的の対象者をマークし、行動を抑えたり、弱みを握ったりとかするのは問題ですが、それって、社会のありかたそのものの問題であって、このデータ収集そのものが問題ではないよね??
むしろ、大多数のユーザーの嗜好を分析し、それを政治に生かす事ができれば、それって表立っては口にしにくい本当の民意を発掘できるって事なんじゃないの?
この映画でやり玉に挙がってたトランプやブレグジットみたいにw
民主主義が一段レベルアップすることになるじゃない。ねぇ?
しょーもない公約とか理想ばかりが俎上に上り、空理空論で政治が税金が運営されてくよか、よっぽど的を射た政策を議論できるじゃんか。
なんか、情報戦とか、フェイクニュースとか、トリニダートトバゴとか、いろいろ言ってたけど、それって、別の問題だろがよと。

なんだかねぇ。
リベラルの思想って肌に合わないんですよ。
つまるところ、この映画で言ってた事って、
日本で延々と繰り広げられてきた
「軍靴の音が聞こえる」
ってしょーもないレッテルとおんなじに見えちゃうんですよねー。
無理な理屈を、大勢の立場ある人の口から大声で言わせて、
異論を封じ込め、正義!なツラしてマウントを取りたがる。
そして議論はごくごく狭い範囲に押し込まれ、
どこにも発展しないし、深化もしないと。
いやもうウンザリした。この映画w

プロパガンダー!とか非難しつつ、
プロパガンダ流してるのはこの映画も同じだと思いました。

おわり
まるまる

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