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グレート・ハック SNS史上最悪のスキャンダルのIのレビュー・感想・評価

3.7
ケンブリッジ・アナリティカの個人情報の政治不正利用疑惑問題を巡って、オンライン上での情報開示の危険性を暴いている作品。というかトリニダード・トバゴ、ケニヤ、ナイジェリア、オバマ、トランプ、ブラクジット、、等々、実際に心理操作が行われていた事実が恐ろしい。成果があったこと、そしてそれを知らなかったことは更に恐ろしいことだ。
先日Twitterジャパンのプライバシー設定の変更があり、フォローしている人がツイート注意喚起していたから気が付けたものの、もしそのツイートを見ていなかったら気がつかなかっただろうと思うと、
人事ではないし、何となく目にしている広告に危険が潜んでいる事をまず知らないといけない。
私たちは情報開示により慎重にならなければならない。
まずは悲惨な事があった現実を知る為にこの作品が色んな人に届くように。
事件の告発者の一人でケンブリッジ・アナリティカのリサーチ・ディレクターだったクリストファー・ワイリー著「マインド・ファック」も気になる。
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