中国の留学生の友だちから軽く高校生活を聞いてみたら、あまりに厳しくて驚いた記憶がある。その時、いじめについては聞かなかったけど、この映画が誇張でないくらいに生徒たちはプレッシャーに追いつめられてるんだと思う
戦わなければ生きていけないっていうのは本当は誰でもそうなんだけど、身を削らなくとも生きる選択肢を選べる(多少諦めても命は奪われない)社会であるのはたしか。
2人が髪を剃り落としたのは劉暁波さんとその奥さんを思い浮かべるし、受験日に雨のなかみんなが傘を差しているところは雨傘運動を彷彿とさせるし、
やっぱり香港の監督だな〜と。
華流映画が好きなのは驚くほどの生命力。主人公の周りの人が悪で主人公が正義だっていうお説教くさい構図にはならずに、主人公に降りかかってくる厳しすぎる運命を主人公、そして周りの人がどう共に乗り越えていくかっていうパターンが多い気がする
でもやっぱりここまで追い詰められても諦めないことができる強さてなんだろう。世界にそんなに期待はできなさそうだし、なぜ???