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少年の君のetcetranのレビュー・感想・評価

少年の君(2019年製作の映画)
4.5
机に積み上げられた教科書たちに、生きが詰まりそうだった。日本と同じ。国は、人は何を目指し、何を見失ってしまったのか。

大学受験まで耐えろ、耐えて耐え抜け。乗り越えた先でチェン・ニェンは「世界を救いたい」と言った。苦しいくらいに胸をうたれた。

子どもたちは救われたくて助けてと叫んでいるのに、大人に絶望してしまっている。

チェンとシャオペイがこんな世の中で、相手の幸せを想い、生き抜こうとしてる姿には感動せずにいられない。

いじめは子どもたちだけの問題じゃない。
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