Neumann

スーパー30 アーナンド先生の教室のNeumannのレビュー・感想・評価

4.8
握手の数はいくつだ?

王になるのは王の子ども。そう教えられ刷り込まれて育った子供たちはやがて大人になり、今度は自分の子供たちに刷り込んでいく。
だから大多数、大勢は変わらない。いつまで経っても変わらない。時代は変わっていくのに。
「知は人の幸福」
幸福がそこにあるのに、刷り込みは意識の奥底にあるから変わらない。
変えられない。

学んでも意味はないという大人と
自分の子の優秀さと知への飽くなき渇望を信じた父親

アーナンドは諦めることなく学び続け、先生になった。
やがて無料の私塾を開き、自分のようにお金がないだけで学ぶことを閉ざされた子供たち30人を教えるようになる。


金持ちは自分のために立派な道を作った
貧乏人の道には穴を掘った。
だが、金持ちは大きな間違いを犯した。
俺たちに跳ぶことを教えた。
時が来たら、最も高く力強く遠くへ跳べ

「知は人の幸福」
「できない」を変えよう
「なぜできない?」にしよう
   
そしてかつての教え子は問いかける。
「先生、自分が金持ちであることに責任はあるか」これもまた難しい話。

王の子供が王になるんじゃない
王になるのは能力のあるものだ。

今も続く、実話の物語
2023.5/2 DVD
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