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女たちの庭のヒラリーのレビュー・感想・評価

女たちの庭(1967年製作の映画)
3.7
野村芳太郎特集
日本橋 老舗織物店の三姉妹
長女は婿養子を跡取りに、次女は御見合するも理想が高く決まらず、三女はまだ若くあっけらかん。
ある日父の学友が伊万里に住む真山がガンで危篤だと報せに来る。
真山が学費を面倒みたという加川は感じが良く東大卒で建築関係の堅い仕事。
彼を次女の結婚にどうかと大人たちは内緒で画策
だが彼に惚れてしまったのは次女ではなく三女
彼の住んでるアパートまで押しかけて買い物につき合わせたり、建設中のビルを見せて貰ったり。
親たちの計画も娘達にバレるも加川も考えさせてほしいと止める。
二人との関係もはっきりしない中、真山が他界したとの一報
そして何故か真山の娘から三女宛てに荷物が届けられた。
頑なに真山の事を話そうとしなかった母、接点の無い自分への形見分け
三女は真相を確かめるべく伊万里へ飛び…
最初は姉妹二人で男を取り合う話なのかと思いきや展開があれよあれよと逸れて行く…
これで良かったのかもしれない。けれど切ない…
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