ナイト・オブ・ザ・リビングデッドに続くロメロ監督のゾンビ映画の第2弾。
日本初復元版を新文芸坐のゾンビ三部作のオールナイト上映で初鑑賞しました。
ゾンビは米国版とDC版は見たことがあったのですが、日本初公開復元版の元になったダリオ・アルジェント監修版すら見たことがないので今回のバージョンはかなり新鮮な感じで楽しかった。
映画全体としてロメロ監督編集版と違って、アクションシーンで毎回のようにゴブリンのテーマ曲がガツンとテンション上げてくれてエンタメ感がマシマシなのがとて良かったです。
日本公開版の特徴として挙げられる「冒頭の惑星爆発シーン」、「ゾンビ発生理由の説明字幕」、「残酷シーンをストップモーションなどでカット」といったオリジナル要素は現代でやったら確実に改悪扱いで不完全版って感じですが、日本で初めてゾンビを見た人たちはこのバージョンで熱狂してたと思うと感慨深いものがありました。
見る前は残酷シーンのカットは映画の面白さを損なうのではと考えてましたが、全く問題なかったです。
どのバージョンでもゾンビは傑作だな〜と認識しました。
