資料的に価値のある初期ゾンビ映画。(これより前にも同監督がゾンビもの『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』(1968)を撮っている)
公開当初はB級ホラー映画的な扱いだったのか雑な点は多々みられるも、興味深い点がいくつもある。
★ウイルス感染という概念がなく、邪悪な星の波動で死体が無条件でゾンビ化(なす術なくて怖すぎ)
★墓から出てこない
★ゾンビは生前の行動に引き寄せられる
★初期ゾンビ映画にも関わらず、人間同士の殺し合いや人の醜さがしっかり描かれている
★ゾンビ映画には欠かせないショッピングモールでのシーン満載
★序盤、たとえ見知らぬゾンビでも殺したことを登場人物がかなり後悔する。最近のゾンビものでは見れない反応。
現代のゾンビ映画の核になる設定がたくさん詰まっていて面白い。