メイプルわっふるG

レディ・インポッシブル・ミッションのメイプルわっふるGのレビュー・感想・評価

2.2
凄腕の女アサシン。任務完了時には涙を流すクライングフリーマン(女性)。
人殺しは本意ではないため辞めることを決意。これが最後とラストミッションに取り掛かる。

主人公のお洒落に気合い入っていると思っていたら、主演の人(ヒメナ・ガラ)が製作や美術にも名を連ねていた。本職はモデルさんとのこと。とても納得。

だからアサシン稼業でのコスチュームは可愛らしかったり煽情的だったり。影働きのする格好とはいえない。
衣装やファッションに注意を引き、人物(アサシン)の印象を薄める手管でもない。なぜなら彼女本人がとても個性的な顔立ちだから。
幼い顔立ちのようでいて、鼻の高さで大人びても見える。とにかく目を引く容貌。

ここに忍ばないアサシンが完成。モデルさんが優れた容姿で華麗に活躍!ではなく、いつも物憂げな表情で哀愁漂わせたメランコリック風プロモムービー。

ファーストインプレッションで若いシャイア・ラブーフと被ってしまい、以降ずっと面影が離れず楽しくなってしまった。
自分の中ではシャイア・ラブーフ主演、彼が女装してキレイな暗殺者として奮闘する映画。

迷走しているかのような邦題。
海外のタイトルは以下3つ。
TARGET ASSASSIN = 標的は刺客
THE VIBE = 振動 空気感、雰囲気
IMPOSSIBLE MISSION = 不可能な任務

1つ目は言葉のまま。
2つ目は作中の「心の震えを感じろ」という主題。大衆が煽動されていく「風潮」のダブルミーニングもあるのかな。
邦題は3つ目の頭に「レディ」を付けた模様。ジャケに「LADY」となっているので女主人公が主語ということだけど。。コレ「Ready」の方がスパイものっぽくて裏稼業に似合う気がする。


memo(ネタバレ含) → ネタバレコメ