Natsu

人生をしまう時間(とき)のNatsuのレビュー・感想・評価

人生をしまう時間(とき)(2019年製作の映画)
4.6
終末期医療を受ける際、どのようなことを望むだろうか、また家族としてどのように看取りたいだろうか。人それぞれであり、正しい答えはないと思う。この映画では在宅での看取り、介護のあり方について考えさせられた。

映画に出てくる小堀先生達のように患者、家族に寄り添ってくれる方達に見守ってもらいながら過ごしたい。

現在、介護と向き合う私にとって、ずっと気になっていた映画。この映画に登場するおじいちゃん、おばあちゃんの言葉を聞きながら、我が家でも同じようなことを言っていたな、と現在病院やホームに入っている家族の顔を思い浮かべていた。ハンカチが手離せなかった。
家族として悔いのないように、でも頑張りすぎず、向かい合っていきたい。

小堀先生達のようなあったかい医療を提供してくださる方達が増えていきますように!
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