yukorin

人生をしまう時間(とき)のyukorinのレビュー・感想・評価

人生をしまう時間(とき)(2019年製作の映画)
4.2
人は死ぬのが当たり前で

死ぬまで生きるんだけれども

人は誰でも尊厳を持って

旅立ちたいのだ。

どの患者さんも

人それぞれ、家族それぞれ

事情がある。

痛みも不自由さもいろいろ

それをわかってもらえた上で

寄り添って、診てほしいのだ。

介護なさる家族の困ぱいを軽くするため

入院を勧めたり、

総合的に診とどけるお医者様、、、

患者の皆さんとの日常会話が

なんとも楽しい

訪問医はその方の人となりを知り

百日柿の話で笑ったり

膝が美しいと褒めたり

クリスチャンの方の望みを叶えたり。

心配や不安もたくさんあるだろうが

お医者さんの

患者と家族にも寄り添い

穏やかな時間の方へと。

入院する利点もあるし

家族が診る利点もあるし

介護サービスを受ける利点もある。

その反対の不利な点も全てにある。

選ぶのは介護をなさる家族の方々

誰が反対できようか。

そうは見えなくとも

心配と不安と押しつぶされそうなのに。

堀越医師が

「大切な時間にたずさわれて良かった」

と家族に声をかける。

いろんな旅立ちがある。

みなさんの優しさにふれられて

寄り添う家族の愛にふれました(泣)

そしてよく家族の時間を

切り取ることを許してくださった

家族の皆様に感謝です。

大切な時間を見せて下さり

ありがとうございました。
yukorin

yukorin