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人生をしまう時間(とき)の作品紹介

人生をしまう時間(とき)のあらすじ

超高齢化が進み、やがて多死時代を迎える日本。近年、国は医療費抑制のため終末期医療の場所を 病院から自宅に移す政策をとってきた。同時に、家族に看取られ、穏やかに亡くなっていくことを 目指す「在宅死」への関心が高まっている。しかし、家族との関係や経済力など事情はそれぞれ。 「理想の最期」の前に、厳しい現実が立ちはだかることもある。 都会の片隅で、「在宅死」と向き合うベテラン医師がいる。埼玉県新座市の「堀ノ内病院」に勤める小堀鷗一郎医師、80 歳。森鷗外の孫で、東大病院の名外科医だった彼がたどりついた最後の現 場が、在宅の終末期医療だった。患者と家族とともに様々な難問に向き合い、奔走する医師や看護師、ケアマネージャーたち。一人ひとりの人生の終わりに、医療に何ができるのか。映画は、地域の在宅医療に携わる人々の活動に密着し、命の現場を記録した。

人生をしまう時間(とき)の監督

原題
製作年
2019年
製作国
日本
上映時間
110分
ジャンル
ドキュメンタリー

『人生をしまう時間(とき)』に投稿された感想・評価

人生をしまう時。  タイトルの通り、誰もがいつか その時を迎える。
今年の元旦に義母が他界した事もあり、幕引きについて考える機会が増えた。
いくつもの命の終焉の現場を通して、医療が人生の最後に何ができるかや最後に立ちあう人々の感情の機微などを映し出すドキュメンタリー。
さまざまな患者とその家族に寄り添う医師の姿には頭が下がるし、撮影に協力した患者本人やご家族にも敬意を表したい。
本人も家族も平穏に人生を全う出来たら、こんな幸せな事はない。    最後を看取ってくれる医療者との信頼関係やご縁も家族にとっては大きいだろう。
考えておく事の必要性、支えてくれる医療者の存在を知れた事、全く知らない人の人生を垣間見れた事。   しまい方はそれぞれだけど、このドキュメンタリーは定期的に観たいと思った。
kyoko

kyokoの感想・評価

-
「自宅で人生を終えること」をとりあげたドキュメンタリー。

長年食道癌を専門とする外科医だった小堀鴎一郎医師は、定年後着任した堀ノ内病院で訪問診療医師となった。
森鴎外の孫だからというわけではないが、なんとも粋なお方。女性にもモテモテらしい。「医者と芸者はお座敷がかかったらすぐ行く」などと言いながら、自ら車を運転して各家をまわる姿はとても80歳には見えない。
マザーテレサの「死を待つ人々の家」で見た情景が建設的ではない終末期医療への抵抗を消したと話す、同じ医療チームの堀越洋一医師の優しい眼差しもまた印象的。

2年間2階の自室から出ない妻をひとりで世話をする80代の夫。
介護疲れがピークに達し103歳の母親を施設に送り出す息子。
子宮頸ガンの娘を介護する母。
末期の肺ガンなのに全盲の娘が心配で入院しない父。

壮絶な在宅介護の現場を前に、日々患者と家族の不安を取り除くことに心を尽くす。
基本臨終には立ち合わない。
そして看取った家族に言うのだ。
「よかったね」
家族への労いと自宅で生を終えることのできた患者への最高の祝辞。

そろそろ自分も考えなくてはならない。
向きあう勇気があるのかどうか分からない。
でもこんな風に言ってもらえたらどんなにか幸せだろう。
浮き世の義理で観ないわけにはいかないので行ってきた笑

在宅医療チームに密着したドキュメンタリー。
在宅の場合、一番理想的な形の看とりは自宅で最期を迎えること。
実際、出てくる患者さん達もそれを強く望んでる。

医師や看護士、ケアマネも介護士も、それぞれの患者、その家族、住宅事情なんかを考え、それぞれの立場で患者や家族をサポートしていく様が淡々と画かれる。

意義深くも当事者以外というか、その問題が自身からほど遠い人には退屈に見えてしまうのが、この手のドキュメンタリーにはよくあるけど、これは幸いそうなってない。
理由は在宅医師の1人、小堀先生の人柄に拠るとこが大きい。

分かりやすく言うと毒蝮三太夫っぽいんだよ、小堀先生。
めっちゃフランクに患者さんに話す。そして三太夫なんで程よく毒のある冗談なんか言ったりする笑
この患者さんとのやり取り、コントかよってぐらい笑えるシーンが幾つかある。

先生の根の人柄もあると思うんだけど、看とりという回復のない終る過程をサポートするってことは率直な意思疎通が必須。お互い畏まって遠慮した形では患者や家族の本音を引き出せないから、あえてフランクにやってる部分もあると思った。

でも、ドキュメンタリーだしテーマがテーマだから重い場面もある。
結果的に患者の希望に添えず自宅での最期を諦めなくてはならないケース、また介護が介入したせいで患者さんの心が乱れ、状態が悪化してしまったケース、、胸が痛むシーンもかなりある。

介護医療の問題、心のケアの難しさなど、日本の医療、福祉が直面してる問題がストレートに映し出されてた。

色々考えながらも自分としてはこれ、知ってる人がパカパカ出てくるから、ファン・ムービーとかホーム・ビデオを見るようなノリで見てしまったよ😂

リアルで話したことある人が映画館のスクリーンに出てくるのってけっこうな異体験だったよ😂

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