Nanako

ザ・プロムのNanakoのレビュー・感想・評価

ザ・プロム(2020年製作の映画)
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キャストが豪華すぎてビックリ。

いかにも「偽善」な理由でインディアナの女の子エマに近づくちょっと「オワコン」なスターたちがエマや校長先生との関わりを通して自分を見つめ直して、みんなの価値観が少しずつ変わっていく様はすごくよかった。
こうであれば全ていいのに、と思うくらい笑

途中のエマに対する容赦ない仕打ちが辛すぎて「そんなにやるぅ???そんなにダメなことぉ?????(煽)」みたいな気持ちになって勝手にムカついたけど、そこはやはりムービーなので、終わりは気持ちよくしてくれて良かったです。本当に。
これくらい気持ち良い終わり方でいい。

自分の環境だけで生きていると、偏りのある考え方になるのはしょうがないけど、こうやって新しい考えを入れていっても、スッと受け入れることができるのは子どもや高校生、若い脳みその特権だと思ってる
みんなそれぞれ好きなものや好きな色が違うように、好きになる人だって違うし、そこが違うだけで忌み嫌うのは違うよ〜てか普通に今まで友達だったのにその要素だけで嫌いになるのも違うよなあ〜だって他の性格とかまんま変わってないんだもの〜と気づけるクラスメイトは偉い。

「この地域では私は生きづらい」っていうのは日本でもあるけれど、アメリカはもっと色濃いモノがあるんだろうな、これがわりとリアルなんだろうなって思いました。

シンプルに面白かったし、
それぞれが過去と向かい合って克服していく様はカッコ良かった。
若くても、おじさんでもおばさんでも、
一歩踏み出せば何かが変わることは同じだなって思えた

からこそしわしわになっても毎日を楽しく自分らしく生きれるようになりたいな〜
Nanako

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