ベタレイヤーテール

オフィーリア 奪われた王国のベタレイヤーテールのレビュー・感想・評価

3.5
ジョン・エヴァレット・ミレーの有名な絵画になった、池に浮かぶオフィーリアのシーンから始まる、名作「ハムレット」の悲劇のヒロイン、オフィーリアの視点でその生まれから池で死ぬシーン前後までを想像で埋めて、シェイクスピアのそれとは多少脚色もあるが、しっかりハムレットの世界観や美術に忠実に、しっかりと描かれていてとても良い!結構長いがそれ以上長編にしないように多少端折っていて説明不足もあるが、そこは視聴者がハムレットは詳しすぎて当たり前前提なので問題ないでしょう。過去のハムレット映画の中でも引けを取らない出来だが、其の過去作のメル・ギブソンのハムレットとクローディアスの剣技による熱すぎる名シーン戦いは、今度こそ上回ってほしかったけど、全体に満足!です。