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オペラ座の怪人のkazu1961のレビュー・感想・評価

オペラ座の怪人(2004年製作の映画)
4.0
▪️JP Title :「オペラ座の怪人」
Original :「The Phantom of the Opera」
▪️First Release Year : 2004
▪️JP Release Date : 2005/01/29
▪️Production Country : アメリカ
🏆Main Awards :※※※
▪️Appreciation Record : 2020-695 再鑑賞
🕰Running Time : 143分
▪️Director : ジョエル・シューマッカー
▪️Writer : ジョエル・シューマカー、アンドリュー・ロイド・ウェバー
▪️MusicD : アンドリュー・ロイド・ウェバー
▪️Cast : ジェラルド・バトラー、エミー・ロッサム、パトリック・ウィルソン
▪️Review
とにかく、音楽がハンパなく素晴らしいです!!全ての音楽が素敵で、ミュージカル部分が普通の会話のように耳に入って来ます。オペラ座という閉鎖空間にも関わらず、映画ならではの壮大なスケールを感じます。
3人の交差する恋、ファントムが最後に人間性を取り戻し、陰ながら愛し続けたエンディングに涙が溢れます。
本作、ガストン・ルルーの『オペラ座の怪人』の映画化なんですが、そのファントムの恐ろしさや邪悪さを強調することなく、数奇な人生を歩んだ哀れな1人の人間として描き、作曲家アンドルー・ロイド・ウェバーのミュージカルの恋の物語として映画化したと作品と言った方が正しいですよね。
そして監督はジョエル・シュマッカー。ウェバーの音楽を最大限にいかすために、ミュージカル作品になりました。そこで、有名な俳優陣よりも歌唱力のある俳優が集められました。ジェラルド・バトラー、エイミー・ロッサム、パトリック・ウィルソンが抜擢され、吹き替えなしで見事に唄い演じきりました。

さらに、オペラ座の美術、衣装など、贅沢の限りで、本作の壮大さに一役かっています。作中に登場するシャンデリアはスワロフスキー社製の物で、およそ1億2000万円の費用をかけて製作されました。シャンデリアが落下するシーンは「一発撮り」で撮影され、落下の際に落としたシャンデリアはガラス製の物なのも有名ですね。(参考:Wikipedia)

物語は。。。
1870年パリのオペラ座で、プリマドンナが事故に巻き込まれ役を降板。新人のバレエダンサーのクリスティーヌが大役を得て、舞台を成功に導びきます。しかしその姿をじっと見つめる仮面の男がいました。幼なじみの男性ラウルと再会して喜ぶ彼女を、仮面の男は地下深く連れ去るのですが。。。

▪️Overview
「キャッツ」「エビータ」などの大ヒットミュージカルを生みだした作曲家アンドリュー・ロイド=ウェバーの舞台「オペラ座の怪人」を彼の製作で映画化。監督は「フォーン・ブース」のジョエル・シュマッカー。19世紀のパリ、オペラ座。その地下に住む謎の怪人ファントムは、新人歌手クリスティーヌに惹かれ、姿を隠して歌を指導し彼女に主演させるためベテラン女優を負傷させるが、クリスティーヌは青年貴族ラウルと恋に落ちる。(引用:映画. com)
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