渋いよオールドマン

ブラック・レインの渋いよオールドマンのネタバレレビュー・内容・結末

ブラック・レイン(1989年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

午前十時の映画祭で、自分がまだ生まれていない頃に作られた作品を劇場鑑賞。


激渋っ!


始まって直ぐのマイケル・ダグラスのノーヘルでタバコ吹かせてのバイクシーン🏍️
カッコイイ〜。
色気ムンムンでクラブの外人ホステスもほっとけないですよね。


刑事のダグラスに付く若き相棒をアンディ・ガルシアが務める。
激渋俳優陣の中で、貴公子的存在を放つ。
ダグラスの目の前で悲しい最期をむかえてしまう😭


そんなガルシアを殺めるのは冷酷無比なヤクザの松田優作。
怪演とはこのことかというほど魅了されてしまった。
ヤクザ界の異端児的存在なのかな?
刑事のダグラスへの挑発する仕草やヤクザのボスへの反抗的態度は恐ろしいほど見事でした🗡️
小指を詰める前にボス襲っちゃえば良かったのに。タイミング的に難しかったのかな🤚


ヤクザの親分には若山富三郎。
もはや本物ですね😨
現代の役者には出せない覇王色が見えました。


親分の手下で用心棒の安岡力也。
これまた、本物ですね😨
ホタテのロックンロール!


優作側の手下達も國村隼、内田裕也、ガッツ石松と多様なジャンルで集結。


そして日本の刑事で途中からはダグラスのバディとなる銀幕スター高倉健。
これぞ、男だ!というほどの立ち振る舞い。
自宅で書をしたためるシーンでのピンとした正座姿は美しかった。
健さんが本気になった時のアーミーコートを羽織ってのガンアクションは日本のランボーでした。


鑑賞して感じたのは、この映画はアクション物ではない。
【マイケル・ダグラス🇺🇲×高倉健🇯🇵】大人な男が見せる極上の友情物語なのだと。
・うどんを2人で頬張る
・ダグラス、箸使い上手くなる
・プレゼント交換🤝
・健さんが渡されたのはTシャツと…


ラスト近くでの、
高倉健×松田優作×マイケル・ダグラスが画面一つに並ぶシーンはオーラが解き放たれていた✨


本編で流れるサントラがGOOD!
大スクリーンでの迫力にGOOD!
80年代GOOD!