『ブラックレイン』
1989年
監督 リドリー・スコット
脚本 クレイグ・ボロティン、ウォーレン・ルイス
主演 マイケル・ダグラス
松田優作の遺作、松田優作の演技、松田優作のオーディション、いろいろと聞いていたのもあり松田優作にほぼ目を持っていかれていました。
オーディションの動画を見つけたので見てみました。目で演技をしているような、すごい目力でした。調べてみると、松田優作は一次の書類審査で本当は落とされていたというので驚きでした。日本のスタッフがアメリカのスタッフを説得し、それを裏切らない演技を松田優作がしたということを知り、すごいなあと思いました。誰がみても絶賛する松田優作の殺人鬼の演技が本当にすごくて怖かったです。
そしてガンのことは知ってても全然映画内の演技で気づこうとしても気づけませんでした。流石プロだと思いました。膀胱癌はとても痛いらしいです。その痛みに耐えあのアクションシーンを演じ切ったのは本当にかっこいいと思います。
1980年『野獣死すべし』では撮影のために過酷な減量をし、原作のハードボイルドとは異なる鬼気迫る演技で主演を演じたらしい。
松田優作は、役のために尽くせる最高の役者だと思った。そして『野獣死すべし』の、原作とは異なる、とはどういうことなのだろうと気になりました。見てみたいと思いました。
