このレビューはネタバレを含みます
豪華俳優陣がみな魅力的だったし大阪の街がまるで異国のようにあやしく写し出されていてとにかくかっこよかった
タイトルのブラックレインは直訳の通り爆弾投下の後にふる黒い雨でありその破壊行為により日本の義理人情もこわされ松田優作さん扮する佐藤のようなアウトローが誕生したとしてアメリカ自身が産み出したツケがアメリカ側の主人公のマイケルダグラスに降りかかっているという設定になっているのもいい。
さらに高倉健さんを頼り組むことで日本とアメリカの間の溝を修復している
ラストは復讐ではあっても過去の戦争のような解決は選ばなかった
リドリースコットはこの映画で戦争の反省と他を認めて協調することを訴えたかったのかもしれない