shimeno

勇者ストーカーの冒険のshimenoのレビュー・感想・評価

勇者ストーカーの冒険(1987年製作の映画)
3.5
これは愛すべきB級ファンタジー映画!

キルボットでジョン・タレスキーを知ってこんなハンサムな俳優がいるのか!と完全に彼目当て。監督もキルボットと同じくジム・ウィノースキー。

もっとトンチキかと思ったのにストーリーもまともだし、テンポも良く、低予算ながら戦闘シーン等見せ方も上手くてしっかり見てしまった。
コメディタッチだったのも良い。

キルボットの時も思ったけど、この時代の映画にしては女性をしっかり立てるというか、単にセクシー要員じゃない守られるだけじゃない独立した女性キャラが多くて感心。

まずジョンタレスキー目当てだったので、脱ぎまくるしピチピチ皮パンだしそれだけで満足。
カラッとしてる性格が天真爛漫なヒロインとぴったりでどっちも可愛いかった。
(ヒロインのモニークガブリエル、一人二役やってたの気づかなかった!すごい)
結構な女たらしなのに、ヒロインとはすぐにくっつかなくて心の機微を描いてたのも良かったな。

悪役の女剣士もセクシーだし、味方の男に頼らず「あんたに命の借りなんてないわ」って戦わず去っていくの最高だった。

アマゾネス的な女性だけの部族も出てくるけど、ヒロインとのシスターフッドだったり、助けに加わるアツい展開だったり良いキャラ造形だった。
レ○プ(未遂)があるので注意だけど、それを救うのがアマゾネスだったりして
サービスシーンなんだろうけど、今見てもギリ許せるバランス感覚。
(まあおっぱいは沢山出てきますが。そこはジョンもいっぱい脱いでるので許す。)

エンディングのNGシーン集も可愛かった。

かっこいい女も助け合う女もいて、男もセクシー。クィア要素は一切ないけど、キャンピーな映画でクィアな人にもお勧めできるかも。
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