夜の空気が少し湿り気を纏い始めたこの季節に見返したくなって。
沙希ちゃん、「あなたは悪くない。あなたは出会った頃と変わってないのに、自分の変化でそれを受け入れられなくなったわたしが悪い」と言えるのなんてすごいの。
沙希ちゃんが出会った頃のピカピカの笑顔から憔悴して目の光もなくパサパサのブスになり、地元に帰り元気を取り戻した後にまた以前と同じようにコロコロ笑ったりもするんだけど、やっぱりちょっとだけ前よりはブスで。一人の女の子の心情が全ての場面で刺さってきて、ほんまに永井おまえは何をしてんのや、と終始奥歯を噛み締める思いで観た。