FranKa

劇場のFranKaのレビュー・感想・評価

劇場(2020年製作の映画)
3.3
(1) 一見、永田のサキへの一方的な依存関係に思えるけれど、サキにとっても、永田の存在は、自己を肯定するために必要な存在だったのかもしれない。

(2) 恋人であれ、友人であれ、《健全な》関係性とは何か、考えさせられる作品。

(3) 「安心」と「安全」が密着するとき、依存が起こるのかもしれない。共依存は、結局、自分を肯定するためのエゴイズムだからこそ、相手の身を滅ぼし、それが自分にも還ってくる。
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