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霊幻道士3/キョンシーの七不思議のころころのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

今回のキョンシーはピョンピョン跳ねない、幽霊みたいな感じ。
敵で闘うのは女妖術師とその一味。
口から蛆虫出したり、ゴキブリやコウモリなんかを使ってきたり、生理的に嫌な術を多く使う。
2作目の母親キョンシーと同じ女優さんらしいけど、今回は変顔したりしない、凶悪な女妖術師。だけど仲間思い。

そんな妖術師達を、法術と体術で撃退していくラム先生、最高ですか。
登場シーンからして神がかってるし、序盤の戦闘で、足払いみたいなスライディングキックで画面に飛び込んで来る姿だけで、軽く白米10杯はいける。
ていうか、戦ってなくてもチャンパオ姿がかっこよすぎる。

1、2作目と比べると、相手が生きてる人間なので、流血や殺生などの直接的なシーンも多いが、アクション度も高く、ちゃんと法術も使ってくれるので、道士に関しては1作目のイメージを引きずって観てもかなり楽しめた。
ただキョンシーの設定が大分変わってるので、違和感があると言えばあるのだけど。
詳しい方の話だと、今作だと原音では「キョンシー」とは言ってないそうなので、『霊幻道士シリーズ=キョンシー』が定着してた日本国内に限った訳なのかもしれない。
でも、あの兄弟が可愛いから別にいいや🥰
あと、キョンシーを油で揚げて始末という発想がすごい。笑

マオ道士、半人前という設定ながら、いい人さが滲み出てたりして、好き。
頑張ってラム先生みたいな道士様になってほしいな。
弟子も相変わらずポンコツで、ビリー・ラウがちょっと嫌なヤツだけど、先生のこと大好きすぎて憎めない😂

サモハンがちょっとだけ出てくるけど、吹替えがちゃんと水島裕さんなのが嬉しい😆
結局、七不思議が何なのかはよく分からないままだったけど、ラム先生がDTだというのが発覚してしまった。いやいや、それは納得いかない!www
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