ローズまりぃ

霊幻道士3/キョンシーの七不思議のローズまりぃのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

380本目。
これもめぐちゃんの香港映画ブログから拝借。2よりは面白かったかな。


キョンシーお祓いの依頼を引き受けるミン。屋敷の主人はまだ家を建てて1年だというのに毎晩キョンシーが現れるので安眠出来ないと困っている。ミンはお金と護符で家を清め霊を鎮める傘を屋敷の中へ投げ入れる。しかし投げた傘が戻って来て怒ったミンはもち米を持って屋敷の中へ入る。ミンがもち米を投げると2体のキョンシーが姿を現す。ダイボウ…臆病な性格のキョンシーでサイボウ…ダイボウの弟。キョンシー達と闘うミン。ミンがダイボウを攻撃しているとサイボウが吹き矢を使ってミンに攻撃。吹き矢を食らったミンは体勢を崩しダイボウの逆襲が始まる。ミンはキョンシーが苦手なベルをチリンチリン鳴らして対抗するが再びサイボウに吹き矢で襲われミン大ピンチ。と思ったら実はミンとキョンシー達はグルで闘いは演技だった。ミンはキョンシーを使って村人達から金を巻き上げる悪徳道士なのだ。ミンは屋敷の主人にサイボウの額に金を貼りつければ襲われないと言い金をせびる。主人は50両を貼りつけるがミンは足りないと言い500両つけるとサイボウの動きが止まる。ミンは鎮めの傘を使い傘の中にダイボウを封印。ミンは屋敷の子供に3つ数えたら傘を開くように指示しサイボウも傘の中へ封印させる。これで無事キョンシーを退治出来たと言うミン。しかし主人は自分が見たキョンシーは女だった言う。すると屋敷の中に女のキョンシーが現れる。こちらは八百長ではなく本物で女キョンシーは自分達の墓の上にこの屋敷が建ったせいで安眠出来ない為屋敷の家族達を脅かしていると言う。キョンシーの家族達も目を覚ましキョンシー一家に襲われるミン。傘からダイボウを呼び出し助けを求める。キョンシーVSキョンシー一家丁寧に挨拶をするダイボウだが攻撃され敵わず退散。ミンはもうこの村でキョンシー詐欺はやり尽くしたので別の村へ行こうと提案。
新しい村にやって来たミン達。村は不気味なほど静まり返っている。恐る恐る民家に入ると村人達に襲われミンは捕まってしまう。村人達はミンを馬泥棒のならず者だと勘違いし包丁で切りつけようとするが寸前で道士が現れ間一髪で助けられる。キョン隊長…第1作目は警察官、第2作目は教授の助手。バンも一緒。道士はむやみに人を殺すなとキョン達をなだめミンから事情を聞こうとするとならず者が現れたと村人が駆け込んで来る。道士達は森へ向かいならず者を待ち伏せ。ならず者達を仕掛けていた罠にはめ動きを止めて一斉に攻撃。ならず者達は一旦引き下がるが村人達は後を追い再び対峙。しかし剣を振り下ろしてもならず者には通じず道士は剣を横に引くようにアドバイスする。道士の言葉を受け次々とならず者達を倒して行くがインタウが出てきて口から虫を出して次々と仲間の傷の治療をする。(前作での母親キョンシー役だった人)道士は童貞の尿がならず者達に効くと言いキョンに出すように命じるがキョンは童貞ではないと答えた為道士は仕方なく自分のものを使うと言う。尿をかけるとならず者達は怯み退散して行く。
道士によるとならず者達は妖術師だと言う。残った妖術師達を連れて帰り檻に入れる事に。キョンはバンに竹筒を持って来るように言う。キョンは便器を外し代わりに竹筒をずらりと並べる。魔除けになる道士の尿を拝借する為竹筒を設置した。キョンはバンに2文を渡し今日は道士の誕生日なので何か買って来るように言う。バンはサウに押し付けると、サウはたった2文で何を買えばいいのかと頭を悩ませた。
ミンはダイボウ達に新しい服を用意する。ペラペラの紙を火で燃やすと何と衣服に変化する。同じようにハリボテのアイロンも火で燃やすと本物のアイロンに。茶楼でキョン達とすれ違うミン。
バン達は買ってきたプレゼントをキョンに見せる。1文で買った袋の中に1文を入れてプレゼントしようという。キョンはそんなんじゃ駄目だと言いサウが持っていた赤い箱を奪う。道士の誕生日パーティーが始まりハンがケーキを持って来る。ハンは道士にケーキのろうそくの火を消すように勧める。キョンが道士にプレゼントを渡すとそそくさと逃げ出すサウとバン。道士が箱を開けると何とびっくり箱。へこむキョンを見てニヤニヤするサウとバン。いつもキョンが威張っているのでバン達の仕返し。キョンは憂さ晴らしにミンを見つけ因縁をつける。キョン達にはダイボウとサイボウの姿は見えないのでミンが1人で食事をしていると思っている。キョンがテーブルの上の食事を片付けさっさと席をどくように言うと、見えない事をいいことにキョンに攻撃するダイボウ達。キョンを残してサウとバンは逃げ出す。騒ぎを聞いた道士が駆けつける。道士はダイボウ達の姿を確認し成敗!ツボの中にダイボウを封じ込める。サイボウも捕まえ同じくツボの中に封印。
サイボウを折りたたんでツボの中にぶち込む道士
は結構荒っぽい。ツボを持って道士達は帰宅する。ツボを取り戻す為後をつけるミン。ダイボウ達が入っているツボを探すがツボがたくさんあって分からない。当てずっぽうでツボを開けると女幽霊が出て来るが道士達がやって来ると女幽霊は慌てて逃げ出す。道士はキョンにツボを返すように言い渋々ミンにツボを返すキョン。道士は人間とキョンシーが相容れない事をミンに諭すと、承知の上で生きていく為に仕方なくキョンシーを使っていると言う。道士は金を稼ぐ方法なら他にも方法があると言いキョンシーは人に不幸をもたらすので一緒にいるかどうかよく考えるように忠告する。キョンはキョンシーだけ自分達の姿が見えるなんて不公平だと言うと道士は煤を体に塗ればキョンシーに姿は見られないと言う。それを聞いて早速煤まみれになるキョン。
ダイボウ達をツボから出すミン。ミンはダイボウ達に別れを切り出す。夜になったら田舎の方へ戻るように言うがミンの後をついて離れないダイボウ達。ミンは宿に入りダイボウ達は外で待つ。するとそこへ煤まみれのキョンがやって来る。ダイボウに護符を張り瓢箪に封じ込める。ダイボウ達の悲鳴を聞きつけたミンが宿から出て来て逃走するキョンの後を追う。森まで逃げて来たキョンだが木の根っこにつまずいて転び、瓢箪が割れダイボウが出て来る。そこへインタウが現れミンの道士着を奪いダイボウともう一体のキョンシーを連れ去る。道士と村人達が駆けつけ道士が妖術師はキョンシーを使って悪さをするつもりだと言うとミンは道士着を奪われた事を伝える。それを聞いた道士は妖術師は檻に捕らえている仲間達を連れ戻すつもりだと言い急いで戻る。インタウはもう一体のキョンシーとダイボウを同化させ奪った道士着を見せて殺すように洗脳する。妖術師を待ち構える一同。道士が道士着を脱ぐとミンが着ないのならば貸してくれと言う。扉を叩く音がして警戒する一同。扉が開いた瞬間ミンが大量の鶏の血を浴びせるがそこにいたのは妖術師ではなく出前のおじさん。しかしすぐに狂暴化したダイボウが現れる。洗脳されているダイボウには道士着を着たミンが鷹に見えていて襲う。ミンが何故自分が襲われるのだと道士に聞くと道士着を着ているせいだと言われる。道士は知っててミンに道士着を貸した。この隙にインタウが侵入し捕らわれている仲間達を助けようとするがキョン達にすり替わっておりインタウを檻に閉じ込めようとする。
しかし作戦は失敗し大ピンチ。聖水(道士の尿)をインタウにかけると一瞬怯むが大量のゴキブリを投げつけて攻撃して来る。仲間を見つけるインタウ。仲間の所に駆けつけようとするインタウだがこれは罠で辿り着くと床が抜けロープで吊るされた仲間2人は絶命する。
憤慨するインタウに道士が立ち向かう。インタウは大量のコウモリを出し道士達を襲う。道士が大元のコウモリを倒すと残ったコウモリも全滅。金銭剣をインタウに刺すと悶え苦しみ同時にダイボウの洗脳も解ける。インタウはキョンシーになってやる!と言い残し自ら井戸にダイブして死ぬ。とりあえず一段落し負傷者の手当てと死体の火葬を行う。ミンはダイボウにもう2度と姿を見せるなと追い払う。妖術師達の死体を燃やそうとするとフッとサウがキョンシー化した妖術師達に魂を乗っ取られる。食事会を楽しむ村人達。ダイボウ達が食事の様子を覗いているとそれに気付いたミンがダイボウ達に食事を分けてあげる。しかしキョンが料理に護符を貼り食べられなくしてしまいまう。妖術師に取り憑かれたフッとサウがやって来て2人の不自然な動きに違和感を感じた道士は
食事会をお開きにしようと村人達に呼びかける。ちなみにダイボウ達には取り憑いている妖術師達の姿が見える。キョン達はフッとサウが取り憑かれているとも知らずにこっそり近づいて脅かしますが全く動じず襲われる。キョンシーに気付いた村人達は逃げ出し一様に位牌を持って身を守る。ミンは持って来た照妖鏡でフッとサウを攻撃し何とか洗脳を解く。朱をつけた筆で妖術師達の動きを止め道士とミンは五行反転の術を発動させる。一方キョン達は筆の力で妖術師が動かない事をいいことにやりたい放題。しかし調子に乗っていると再び襲われ照妖鏡が割れてしまう。道士とミンが発動させた五行反転のパワーをツボに宿し、妖術師達をツボに封じ込める。正気に戻ったフッとサウは経緯を説明。道士は井戸に落ちたインタウの事を思い出し金銭剣が抜けたら大変だとすぐにキョンに妖怪退治の道具をバンには黒い子犬を9匹用意するように命じる。ツボに封じ込めた妖術師達は油で揚げてしまおうと言う道士。この作業をミンに任せて道士達は井戸の様子を見に行く。キョンはミンが犠牲になれば村は助かると思い外から鍵をかけて脱出出来ないようにしてしまう。
井戸へやって来た道士達。道士はキョンシーの死体が背中の方を向いていればまだ魂が変化していないので安心だと言う。バンは子犬を連れて来るが子犬の数が足りず親犬も連れて来た為道士がそれでは駄目だと頭を悩ませる。バンとキョンが恐る恐る井戸の中へ入ると金銭剣が壊れインタウの腹の部分が上になり慌てて逃げる2人。しかしバンが腕を引きちぎられ殺される。キョンシー化したインタウは捕らわれた仲間達の元へ飛んで行った。一方ミンは妖術師を油で揚げるとドロドロに変化した妖術師に襲われ急いで逃げようとするがキョンが鍵をかけてしまった為出られない。ミンは逃げ惑っていると煤を見つけ全身に塗りこれで姿が見えないので安心と思いきや足の裏に煤を塗り忘れ見つかってしまう。何とか妖術師を油で揚げるがインタウがやって来てサイボウを人質にされてしまう。ダイボウが隙をついてサイボウを助けその間にミンがもう1人の妖術師も油で揚げる。怒ったインタウが襲いかかって来る。キョンと道士が戻り加勢するがミンがインタウに取り憑かれる。照妖鏡も割れてしまっている為、道士がミンを助けるには別の霊魂でインタウを追い出すしかないと言う。ダイボウは自分の魂を使って欲しいと名乗り出て道士は魂が散る危険があると警告するがダイボウはミンを助けたいと言う。サイボウも手を貸しミンからインタウを追い出す事に成功。最後は道士の武器でインタウを刺しキョンシー化したインタウを倒す。ダイボウ達は魂が壊れずに済み一件落着。
ローズまりぃ

ローズまりぃ