やむちゃ

霊幻道士3/キョンシーの七不思議のやむちゃのレビュー・感想・評価

3.4
備忘録
1988.3に鑑賞。

霊幻道士シリーズの第3作目。
タイトルにはキョンシーとついているが、実際にはキョンシーは出てこず、幽霊や妖術使いが出てくる作品。

道士役は引き続いてラム・チェンインが演じているが、今作の主役はどちらかと言えばリチャード・ンかなと思う。
シリーズを通じての出演は、ラム・チェンイン以外ではビリー・ロウぐらいで、他の出演者は一新されている。

リチャード・ン演じる半人前道士と幽霊二人組(一人は歌手の呂方)は、イカサマの悪霊退治で生計を立てていたが、正義の道士(ラム・チェンイン)と出会い、改心して協力して女妖術使いを倒す。しかし妖術使いは復讐のため怨霊として蘇り、道士、幽霊たちを巻き込んだ戦いになるというお話。

子供向けだった前作と打って変わり、けっこうグロいシーンが多かった。
最後の闘い時に、熱した油が入った大鍋に怪物が落ち、揚げられてしまうシーンがあり、当時のチラシなどでは「天ぷらキョンシー」と表現されていた。

当時は、キョンシーが出てこないことと、ラム・チェンインが思ったほど活躍しないことが不満だったが、映画的には「2」よりは面白かった。
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