A24系映画でちょっとアタマのトロい男レフティ(ビル・プルマン)が友人を殺されるなか、わが身にかけられた疑いをはらしつつ、真のラスボスを探すストーリー。年老いたガンマンと野心家の友人・州知事との関係性など、シブめの佳品だ。
州知事役のジム・カヴィーゼルーは相変わらず、ええかっこしい系悪役がうまい。好みの役者だが、私生活では宗教的政治的に議論を巻き起こすことがあり、ハリウッドメジャーから干されているような印象がある。
原題(The Ballad of Lefty Brown)とまったく違うタイトルだが、原題だけだとわかりにくいし、やむを得ずこのタイトルにしたんだろうね。