ショットの緊張感の長回しの必然性が見事にマッチし、物語の展開も興味深かったが、戦争というモチーフに対し鑑賞者が没入できるかがいまいち弱い気がした。祖母の面影と沖縄の景色が交わるとき何かがわかる気がし…
>>続きを読む知らない人の死を悲しむことができるか、をテーマに監督が母、祖母の物語を探る。冷静で静かな目の映像によって、彼女らのルーツや現在暮らす人々の話を聞き、これでもって感情が動くのかどうかを監督と共に体験し…
>>続きを読む“戦争を知らない世代”(ダブルクォーテーションマーク付き)と呼ばれる我々は、その体験については想像する他にないのだが、想像するということだけでも意味はあるんじゃないか。一生懸命想像してみることしかで…
>>続きを読む超絶。
ドキュメンタリーと劇映画と映像詩の境目が曖昧になる感覚。次のショットが常に気になる緊張感。
作為性は目立つが、それこそがこの映画の肝。沖縄で出会った女性に祖母から聞いた話を自分の話として語ら…
山形国際ドキュメンタリー映画祭2019インターナショナルコンペティション出品作品。
第二次世界大戦下、日本人女性と韓国人男性の間に生まれた女性を母に持つ監督が、祖母の面影を探して沖縄にたどり着いて、…