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インディアナ州モンロヴィアのこのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

早稲田松竹ありがとう〜〜

この世界のどこか、いたるところに、脈々と流れている生活がちゃんとあるということをつくづく思う
しかし果たして生活はこんなものだったのか
延々と続くように思われる会議
教師による過去の栄光的説明も、住民たちの少し拙い演奏も、流暢にはいかないフリーメイソンリーの式典も、いささか不安になる
あ、これはさっきあそこにいたあの人だ、と気づき感じるコミュニティの狭さ
TATOO屋のとなりにはその前に映っていたブルドッグピザ屋があることを発見し、この町で生活することへの想像が膨らんでいく
理髪店、スーパー、酒屋、学校、銃器店、ベッドの出張販売、結婚式、地元のフェスティバル、農地、墓地、
ただただ生活の一部、のはずだが、だからこそそこにはただ生きて死んでいくだけの人間、を感じ
その取るに足らない人間につまった信仰、愛情、諦観、欲、が停滞しているみたいなインディアナ州モンロヴィア
閑散としたスーパーに鳴り響く販促アナウンス、こそが生活のうたとなってしまうのはどこか物悲しい

犬のしっぽを切る映像なんて初めて見たしその習慣があることもよく知らなかった。。
農機の競売人の掛け声、また聞きたい
こ