2019年 ドイツ 監督:トーマス・ジーベン
2022.09.02視聴-403 評価3.5
ネッフリックスが一定の予算を出すから作くってみたら?とドイツの新鋭作家に作らせて見た。そんな感じの映画だ。
低予算が全面に出ている。その中で知恵を絞った監督の意気込みみたいなものを感じた。でもおそらくこれだけ低予算なら、ここまでだろう。そういう意味では、よく知恵を絞ってはいる。
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二人組の男が、白昼堂々街中で女性をさらい、身代金を要求する。用意周到な誘拐計画を立てた覆面2人組を相手に、猿ぐつわをはめられ拘束された人質が、逃げ出す隙を狙って猛反撃を仕掛ける。
結局、3人のドラマなのだ。誘拐した場面、誘拐し、身を寄せている場所、身代金を獲得する森、これだけで、終わらせようとするのだから、脚本勝負ということになる。
頭は使ったのはよくわかるが、それが少し鼻につく。でもよくできていると認めざるを得ないかなぁー。